2014年05月22日

ゴジラ還暦

グリーン危機一髪国民的キャラクターのゴジラが還暦を迎えたそうです。
といっても、ゴジラは200万年前の生物という設定なので、ゴジラが初上映された1954年から60年経ったということです。
ゴジラシリーズは、日本が世界に誇る怪獣映画であり、伊福部昭氏が作曲した、あの勇壮なゴジラのテーマ曲は、日本人なら一度は耳にしたことがあるソウルミュージックでしょう。
桃太郎電鉄やシムシティにもゴジラをモチーフにしたキャラクターが登場し、独占した土地やせっかく築きあげた街を破壊され、何度苦しめられたことか・・・。

ところでゴジラは、単一生物が何度も復活しているのか、複数のゴジラがいるのかよく分かりません。ミニラがいるわけですし、様相もしばしば変わるので、1体のみということはないかな…。

さて、ゴジラはいろいろな怪獣と共演していますが、僕のお気に入りの「キングコング対ゴジラ」は、ハリウッドの名怪獣キングコングとのコラボ作品です。作品全体がコメディタッチになっており、ボンドガールの浜美枝も登場。なのでそれ以前の環境破壊を風刺するようなメッセージ性もなく、重厚感や緊張感は全く感じられません。キングコングがオランウータンぽいのと、ゴジラに岩を投げつけようとして転んで頭を打ってしまうというシナリオがシュールです。
ハイビジョンで見ると、特撮のいろいろな仕掛けが目につくし、当時の映画会社は俳優・女優が専属だったので、シリーズを通して同じ顔ぶれなのが何とも時代を感じます。

ゴジラ人気により、ゴジラはキングギドラのような宇宙怪獣と戦うようになり、気づけば地球を守ってくれる強い味方となっていくわけですが、「三大怪獣 地球最大の決戦」では、モスラの説得で対立していたラドンと手を組んだり、「怪獣大決戦」では勝利の雄叫び「シェー」を連発。「ゴジラの息子」ではミニラ相手に教育パパぶりを披露するなど、もはや破壊神の片鱗はなく、すっかり娯楽作品に定着。
というか迷走してる? そのせいか、平成シリーズやミレニアムシリーズでは、次々と強敵が現れ、方向転換を強いられているような気もします、、、

ハリウッド版ゴジラが、渡辺謙主演で今夏上映されるということなので楽しみです。
ゴジラさん、還暦おめでとう。

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2013年05月15日

小暮写真館@宮部みゆき

宮部みゆき著「小暮写真館」がNHKでドラマ化されました。
それにしても、宮部みゆき先生の引き出しの多さには、唸らされます。
「本所深川ふしぎ草子」のような時代物から、「理由」「模倣犯」といったハードな現代ミステリー、「ブレイブ・ストーリー」を代表とするファンタジーから、「クロスファイア」といったサイキックまで、あまたの物語が紡ぎだす様は、感服せざる得ません。

さて、「小暮写真館」は、亡くなった写真館の主人が幽霊になって出ると噂される小暮写真館に移り住んだ花菱家のお話です。
主人公は、一家の高校生の息子・英一。英一の妹を不慮の病で亡くしている一家は、幽霊にも寛容です。
英一は、なぜか彼のもとに次々と舞い込む心霊写真の謎を解明しながら、家族内に影を落とす、妹の死を乗り越え、絆を深めていくという、ほのぼのとしたハートフルな物語です。

昔は、テレビでも心霊写真特集とかありましたけど、最近はカメラもデジタル化され、簡単に合成できるため、信ぴょう性が薄くなったせいか、とんと見かけなくなりました。
心霊写真か!と思ったら、生気のない、影が薄い自分だったりして。写る時は気合が必要ですね。
とはいっても、本物の心霊写真が手元にあったら、恐くてどーしようもありませんけど…
レンジャー集合写真
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2012年12月12日

東宝特撮映画『奇巌城の冒険』

昨今、ハリウッド映画はもとより、邦画においてもお金を掛けたCGに席巻されていますが、僕はウルトラマン世代だからでしょうか、特撮映画ほどテンションがあがるものはありません。
ウルトラマンや仮面ライダーのボディスーツにファスナーがあろうが、飛行機を吊ってるピアノ線が見えていようが、ミニチュア模型だと一目瞭然であろうが、それが楽しくて仕方ありません。

さて本日、フューチャーしたいのは1966年製作、三船敏郎主演の東宝映画『奇巌城の冒険』です。
正式には東宝と三船プロとの合作となりますのであしからず。
『大魔神』をリスペクト(?)している僕としては、特撮といえば大映なのですが、『ゴジラ』シリーズを筆頭に東宝もたくさんの特撮映画を製作しています。

この作品は太宰治の「走れメロス」を題材に、舞台をシルクロードに置き換えた冒険活劇で、
日本を代表する俳優・三船敏郎がメロスのごとく、怒涛のように走り抜けます。
さらには、デビューまもない黒沢年雄の片言の台詞が聞けたり、「死神博士」こと天本英世が妖術使いの「おばば」として登場するなど、なかなか楽しめる映画なんですよ。
飛び出すナイフの仕掛けが丸見えだったりもしますが、特撮を担当する円谷プロも怪鳥を飛ばしたりと大活躍です。

green_tyon.gif年代物の特撮映画は、現在のCG映画に比べると見劣りするのは否めませんが、それでも世代を問わず、古き良き時代を感じることができるツールですね。
最近の子には受けないかもしれませんが、こういう映画にもう少しスポットが当たってもいいのではないかと思います。
posted by ウエカレンジャー at 10:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑日記>映画・本
2012年10月31日

八甲田山

『八甲田山』といえば、昭和を代表する銀幕スター、高倉健さんが出演する映画ですが、心霊スポットとしても名高い場所でもあります。
映画『八甲田山』は、陸軍による雪中行軍訓練中の遭難事件という実際にあった事件を基に脚色された作品です。今も遭難した兵士さんが夜な夜な行軍を続けているとかいないとか…。

山ガールが急増したり、アウトドアグッズも充実している現在でも、残念ながら遭難事故は無くなりません。自然の猛威の前での人間の無力さや、過信や油断、判断ミスが大事故に繋がるという過酷な状況が、この作品では真摯に伝わってきます。「天は我々を見放した」という台詞が象徴的です。

ストーリーもさることながら、何が一番驚いたかっていうと、大滝秀治さんの風貌があまり変わっていないことですかね。独特の間の取り方が飄々としていて存在感のある稀有な役者さんです。ご冥福をお祈りいたします。
それにしても豪華キャストです。ソフトバンクのお父さん=北大路欣也さん、釣りバカのスーさん=三國連太郎さん、大霊界の丹波哲郎さん、若大将の加山雄三さん、楢山節考からゲゲゲの鬼太郎のぬらりひょんまで幅広い演技で魅せた緒形拳さんなどなど、昭和の大スターが目白押しです。

でも、寒いのが苦手な僕には、思わず目を逸らしたくなる作品でした。
グリーンガクブル
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2012年10月24日

これでいいのだ!! 赤塚不二夫

映画『これでいいのだ!! 赤塚不二夫』を視聴しました。赤塚不二夫氏といえば、いわずと知れた「おそ松くん」や「天才バカボン」を代表作とするギャグ漫画家です。
テレビアニメ版をがっつし見ていた世代なので「西から昇ったお日様が、東〜へ沈む」「ヤナギの上にネコがいる、だから〜ネコヤナギ」と言った主題歌は耳に残って離れません。

この映画、赤塚作品の担当編集者が綴った回顧録を原作としており、赤塚不二夫を演じるのが浅野忠信、編集者を演じているのが堀北真希ちゃんであります。
シェーのポーズをする堀北真希ちゃんは十分可愛いので堪能できますが、心なしか照れが見受けられ、赤塚不二夫が目指す「バカ」になりきれる男性の配役でも良かったのかなぁとも思えます。
シェー シェー

さて続けて、ハリウッドのいぶし銀俳優トミー・リー・ジョーンズが主演する映画『エレクトリック・ミスト 霧の捜査線』を視聴したのですが、すっかり缶コーヒーBOSSのCMでおなじみになった宇宙人役が脳内に浸透しているので、まじめな演技になぜか違和感が…。
最近はソフトバンクのお父さんとコラボまでしているオスカー俳優を見ると、思わず「これでいいのか?」と問わずにはいられませんでした。
posted by ウエカレンジャー at 09:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑日記>映画・本
2012年02月22日

映画「十三人の刺客」

先日、三池崇史監督の「十三人の刺客」を観ました。
太平の世に災いをもたらすであろう残虐非道な性格を持つ将軍の弟(稲垣吾郎ちゃん)が老中職に就くのを阻止すべく、13人の男が立ちあがるというお話。

黒澤映画の名作「七人の侍」より、6人ほど刺客の人数が増えてますが、対戦相手が野武士ではなく、守りが堅い将軍の弟のせいか、刺客の生存率は低いです。
七人の侍は米を報償に百姓に雇われますが、十三人の刺客では暗殺ターゲットが将軍の弟ということで、手を出せないジレンマに業を煮やした老中に雇われています。ということで宿場町を買い占めてしまえるほど資金は豊富なのに、もうちょっと刺客を増やせなかったんでしょうかね。

【ネタバレ注意】
green_tyon.gifまず驚いたのは、あのナルシストで有名なSMAPの稲垣吾郎ちゃんが、泥にまみれながら、ジャニーズアイドルらしからぬ汚れ役を泥臭く演じていたこと。
憎たらしいお殿様を憎々しげに演じており、逆に好感度アップ。
主演の役所広司は安定感があり、見事なリーダーシップです。準主役の山田孝之は殺陣まわりでの活躍が少なかったせいか影が薄かった。野生児の伊勢谷友介はインパクトはありましたが、役どころとしては精彩を欠いてたかなぁ。沢村一樹の死に様は潔かった。
あとはおそらく出演者の中では最高齢だと思われる松方弘樹の殺陣裁きが素晴らしかったこと。
「この桜吹雪が目に入らぬか!」と一言ほしかったぐらいです。
あくまでも個人的な感想です、、、
posted by ウエカレンジャー at 09:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑日記>映画・本
2010年12月01日

映画『最高の人生の見つけ方』

今日紹介するのは、オスカー俳優でもある、名優ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの2大俳優がW主演の映画『最高の人生の見つけ方』。
見よう観ようと思ってはいたけど、ご老体ばかりで正直華がないし、“死”を扱っているので、ちょっと重いかなぁと敬遠してたんですが、鑑賞したらもっと早く見れば良かったァって、いい意味でひっくり返されました。

ジャック・ニコルソンといえば、『恋愛小説家』でもそうでしたが、嫌味なセレブを実に小気味良く、期待通りに演じてくれます。ほとんど地なんじゃないでしょうか。

ストーリーは、がんで余命を宣告された2人が、死ぬまでにしたい項目“棺おけリスト”を作成して実行していくという暗いテーマなんですけど、ところがすっとこどっこい、2人の掛け合いに爆笑です。
たまたま病室が同室となっただけの、嫌味な金持ち男と皮肉屋の自動車修理工が、時間を共有して、かけがえのない友人になってくまでの距離感が絶妙です。
脚本通りなんでしょうけど、あそこまで自然にできるのが名優と呼ばれる所以なんでしょうね。

でもラストはしっかり泣かせてくれます。号泣しちゃいましたよ。
2人の老練な演技が最高な作品でした。
グリーン
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2010年11月17日

「数えずの井戸」京極夏彦

図書館で貸出予約してから半年近く・・・カウンターで受け取った本は、これまでの京極作品のご多分に漏れず、凶器になりかねないほどの分厚い本。うっ、遅読の僕に2週間(貸出期間)で読めと‥‥思わず唸っちゃいましたよ。

京極夏彦作品といえば、著者が日本を代表する妖怪研究家だけあって、魑魅魍魎のごとき人間が跋扈するのが特徴。この本を読まずば、生涯で目にすることはなかったであろう非日常的な漢字が度々出没し、マニア受けするウンチクは、僕には難解過ぎて、読み終わるのに数ヶ月、いやいや途中挫折することもあった。
でも、今日紹介する「数えずの井戸」は、ページ数を感じさせない、なじみやすい作品です。

green_ido.gif
「嗤う伊右衛門」では、「四谷怪談」を土台にしていましたが、「数えずの井戸」は、「番町皿屋敷」がベースになっています。これに「覘き小平次(のぞきこへいじ)」を加えて江戸怪談シリーズというらしいです。
←井戸というより、土管になっちゃいました。(マリオかッ!)


「番町皿屋敷」は人生で一度ならずとも耳にする有名な古典怪談。様々に形を変えて語り継がれてきた怪談話を、新しい視点で描いたのが、この作品です。
「数」に取り憑かれて「無」を抱えた人々が、蠢きあって物語を形成しています。
主な登場人物は、旗本の「青山播磨」と下女奉公の「菊」ですが、その他にも、懐に空虚や暗闇を抱く人物が暗躍します。
仕事に疲れて、心にぽっかりと空洞ができた時に、是非読んでみてください。
posted by ウエカレンジャー at 09:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑日記>映画・本
2010年09月09日

『三国志』に獅子奮迅

今日は、アラフィフのアンディ・ラウが華麗なアクションをこなした中国映画『三国志』の話。
三国志といえば、『レッドクリフ』が記憶に新しいですが、この『三国志』はレッドクリフにも登場した武将の一人、趙雲にスポットを当てている。というわけで、劉備玄徳、諸葛亮孔明、曹操は脇役。孫権に関しては出てたっけ?状態。それなのに『三国志』というタイトルでは担ぎ出しでしょー。

嬉しいのは、懐かしのサモハン・キンポウ兄貴が登場すること。
彼と並ぶと、御歳50にも手が届くというアンディ・ラウはホント年齢不詳・・・うらやましぃ
こっちは寝違えただけで肩があがらないのに、あの歳であのアクションをこなすとはさすが肉体派。
って、アンディ・ラウってアクション俳優じゃなかったよな・・・。
でも、『墨攻』といい、最近のアンディ・ラウは、こういう渋みのある時代物がお似合い。

『三国志』のマイブーム到来ってことで、図書館から横山光輝著『三国志』を借りちゃいました。
おぉ〜、絵がもろ『バビル2世』(横山光輝の大ヒット漫画)だし、張飛がヨミに見える・・・
グリーンてのはさておき、読めば読むほど、奥が深い。
男のロマンっつやつですな。
それにしても登場人物が多過ぎだし、そして、みんな腹黒過ぎ!
そういえば、昨年、曹操の墓らしきものが発掘されたそうですね。
posted by ウエカレンジャー at 09:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑日記>映画・本
2010年08月19日

『ミラーズ』

今日は、ジャック・バウアーこと、キーファー・サザーランドが鏡相手に悪戦苦闘するホラー映画『ミラーズ』の話。
日常に、ごくごく有り触れたアイテム『鏡』をホラー要素に取り込んだ映画です。
鏡に手形を残すなんて、どんだけ脂性なんじゃいと突っ込みたくなるのはさておき、正直、見終わった後は鏡を見るのが怖くなるよー。

鏡といえば、僕が通った高校にも鏡にまつわる七不思議的な怪談話がありましてね。学校の敷地内にある会館の、洗面所の合わせ鏡を深夜に覗き込むと・・・ヒィーーッ
実際、何も見えなかったし、起こりませんでしたけどね。
グリーン、鏡に恐怖

【以下、ネタバレ注意】
火災事故で大勢の死者を出したデパートの夜警の職についた元刑事の主人公。
保険会社の意向で現場保存する目的の警備だそうですが、何も深夜にわざわざ巡回しなくても・・。
だから言わんこっちゃない、見なくてもいいものを見るわけで。

後半で、封鎖された精神病院の跡地にデパートが建てられていたことが判明し、心霊的恐怖がくるのかと思いきや、やはりハリウッド映画ですね、エクソシストな展開でした。
『ミラーズ』のオリジナルは韓国のホラー映画『Mirror 鏡の中』だそうです。
日本人の僕には、ジャパニーズホラーテイストに通ずるコリアンホラーの方が恐怖しそう。
posted by ウエカレンジャー at 09:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑日記>映画・本
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