2009年06月11日

オレンジ色の旅

札幌でも早春の花が終わり、木々の緑も濃くなってきた今日この頃。
皆様いかがお過ごしでしょうか、ブラウンです。

少し前のことになりますが、ゴールデンウィークを利用して、九州へ登山旅行に行ってきました。
キスミレやエヒメアヤメといった春の花々やタカクマホトトギスなどの珍しい植物が見られて楽しい山旅だったのですが、今回はちょっと視点を変えて、道中で食べた柑橘類について書きます。
エヒメアヤメ旅行中のブラウン
           エヒメアヤメ

みかんの産地と言えば、「みかんのうた」でも歌われる愛媛が有名ですが、九州も柑橘類の大産地です。
いわゆる「みかん」、つまり温州みかんの生産量では、和歌山、愛媛、静岡などに譲りますが、温暖な気候を利用して多彩な柑橘類が栽培されています(余談ですが、2004年以降、日本で温州みかんが最も生産されているのは、愛媛ではなく和歌山です)。
そんな九州の旅とあって、山から山へ移動する途中、道の駅を見つけては、さまざまな柑橘類を購入して楽しんできました。それはもう、手が黄色くなるほどです。

道の駅には、その土地の特産品がよく置かれています。中でも狙い目は、多少見た目に不備があったり、サイズが規格に合わなかったりして流通からはずれた、いわゆるC品です。食味は変わらないのに、お求め安い価格で販売されています。
みかん各種

いろいろと食べ比べてきたので、それぞれの感想を書き残しておきたいと思います。
なお、写真に写っているのは、左から「はるか」、「日向夏」、「河内晩柑」、「デコポン」、「南津海」です。

<日向夏>
名前の通り、宮崎県(旧地名が日向)で多く生産されています。
酸味がやや強いですが、ゆずの突然変異種ということで、香り高いのが特長です。
さっぱりと爽やかに頂けます。

<はるか>
日向夏から育成された品種だそうです。
日向夏よりも酸味が抑えられている印象で、酸っぱいものが苦手な人には、こちらの方が好まれるかもしれません。

<河内晩柑>
ブンタンと同じく、ザボンの一品種です。
ブンタンのややぱさついた感じとは異なり、グレープフルーツのように柔らかくジューシィです。

<清見タンゴール(写真には写っていません)>
みかんとオレンジを交配した、俗に言うタンゴールの一種です。
オレンジの芳香とみかんの甘味が合わさった食味には、一食の価値があります。

<デコポン>
全国に流通していますが、九州熊本県が本場です。
清見に、さらにポンカンを掛け合わせた甘い柑橘です。
ところで、デコポンの品種名は不知火と言います。その中で糖度などの基準を満たしたものだけをデコポンと呼ぶことが許されます。

<南津海(なつみ)>
おそらく、今回の紹介する中で、最も入手困難な品種かと思います。
ポンカンとカラマンダリンの交配種だそうです。
今回食べた柑橘類は、どれもそれぞれに特長があり、美味しかったのですが、敢えて一番がどれだったかを述べるなら、この南津海です。
甘味が濃厚で、酸味も程よく利いています。甘味だけなら、デコポンもひけを取りませんが、絶妙な酸味が私好みでした。

というわけで、今回の旅は、山だけでなく、柑橘類にも魅せられた旅でした。あわやオレンジに転「色」(というよりも変色?)してしまうところでした・・・。
posted by ウエカレンジャー at 09:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | ブラウンの成長日記
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