10年も前、「シムシティ」なるシミュレーションゲームがマイブームだった。
このゲーム、市長となって街を造成し、ひたすら人口を増やすという実に漠としたゲームなのだが、奥が深かった。
黒澤映画『生きる』に登場する市民課長ほどの情熱や苦労も必要ないが、
ただ住民の不満、失策はすべて、犯罪率や支持率、人口数に反映される。
森を伐採して更地にし、下水を整備し、電気を供給し、家を建てる。
人が住み着いたら、彼らの就職口のために工業地域をもうける。すると、住民が車に乗って工場に通う風景が拝めよう。さらに、彼らの物欲を満たすために商業地域や娯楽施設を設置し、もちろん税金も徴収する。住民のニーズに応えて住みやすい町を作れば、おのずと人口が増えるが、公害を無視し治安
を怠れば人口が減り、渋滞が続いて流通が滞えば商業地域が衰退・・・。まさにミニチュア版の諸行無常の世界が展開される。
平屋ばかりだった住宅街がマンションに変貌を遂げ、感慨に浸っていると、モンスターが襲来して街を破壊なんてことも・・・。いと哀し。
そのゲームの中に3Dドライブモードというのがあって、自分の作った街をドライブすることができた。
ドライブ中は、あたかも車窓を眺めるかのごとく、ポリゴンの3D映像が流れていく。
今でこそ、CADにも当たり前のように3D機能が搭載され、図面を立体化して見ることができるが、あの当時にしては画期的で先駆的なゲームだった。
同じシミュレーションものに「A列車で行こう」というのがあって、同僚に、路線内をぐるぐる回る列車の3D風景を、ビデオ録画で延々自慢されたが、何が彼をそこまで駆り立てたのか・・・。3Dマジック?
今思えば、何が楽しくて莫大な労力を費やし、我が街の栄枯盛衰を眺めていたのか分かりません。
でも記事を書いてたらむしょーにプレイしたくなって、後日DS版を購入しちゃいました。
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| 「シムシティ2000」の3Dドライブモード ドライブ中は街並みが3D表示される。 | 弊社製品『CADWe'll Tf@s』の3D機能 2次元図面から3D表示が可能。 |



